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2010年11月 2日 (火)

テニス選手のブログについて

自己発信ツール

ブログにも選手のプロ意識が表れるように思います。プロなのでブログもファンへ活動報告をする貴重なメディアとして活用すべきだと思います。
自分の試合結果などを一般のマスコミが伝えてくれることはよっぽどのことがない限りないでしょう。ネットのニュースでもテニス専門のサイトのみ、せいぜいテニス雑誌でチラッと取り上げられるかどうか…という程度でしょう。待っていては誰も気づくことはないと考えて間違いないと思います。
趣味としてのブログは否定するつもりはありませんが、プロ選手ならば単なる日記になってしまってはテニス選手としてブログをする意味がないと思います。

残念ながら多くのテニス選手のブログを拝見しても、プロ意識の高さを感じさせるものは少ないと言わざるを得ません。何のためにブログを開設しているのか疑問に感じる場合も多々あります。
このブログにも私自身が注目する選手のブログはリンクを貼らさせていただいていますが、正直期待外れなブログもあります。今後、見る価値無しと判断せざるを得ない場合はリンクを削除するかもしれません。

日本でもプロのテニス選手はかなり多く存在しますが、実際にプレーを見れる選手は限られています。地上波中継は全日本の決勝くらいで、ほとんどはCSでの放送です。しかもツアー大会がほとんどなので日本人選手で見られるのは錦織選手や伊達さんくらいでしょう。運が良ければGSで放送される場合がありますが、伊達さんや錦織選手とかぶっていればカットされているのが現状(デ杯も中継してくれる場合があります)ですよね?
つまり日本代表クラス以外はTVでプレーが見られることはまずないのです。小さなトーナメントを生観戦してくれるようなコアなファン以外に世間に存在を知られることは不可能に近いのです。スポンサー獲得に苦心する多くのプロ選手はどうやってアピールすればよいのでしょうか?

ブログやHPは自分で発信できる広報ツールです。新聞やスポーツニュースで取り上げてくれなくても、自分自身で自分の選手活動を発信できるのです。メディアのインタビュー取材などオファーがなくても、自分のブログで自分の考えていることを自分の言葉で訴えることが出来るのです。かつてサッカーの中田選手がマスコミの取材はほとんど受けないで自身のHPで広報活動を展開していたことがりましたが、ブログはセルフプロデュースにうってつけのメディアと言えないでしょうか?
21世紀でインターネット全盛の時代のこの世の中において、便利ツールであるブログやHPを有効に活用できていないテニス界を見るにつけ残念でなりません。テニス界自体が如何に成熟できていないかを如実に物語っていると言えるでしょう。

選手(又はサポートスタッフ)はもっとファンが知りたい情報を載せるべきでしょう。
プロフィールでは出身校や出身クラブ、各年代でのコーチ(移り変わりなど)などしっかりと記載して欲しい。プレースタイルについても詳しく書いてくれないと知らないファンはイメージできないでしょう。工夫次第で魅力的なコンテンツにする余地は多いと思います。
選手としての目標やプロになったきっかけなども詳しく説明していないと感情移入しにくいと思います。活動予定などは常に最新の情報を得られるようにしていかないとファンは試合を見に行けないです。
実際に試合を見に行くようなことはほとんどないわけなので、結果速報は必須です。単純なスコアだけなら誰でもわかることなので、詳しいレポートをすべきです。

現状で一番素晴らしいと言えるブログは伊達さんのでしょう。伊達さんのブログの記事はほぼ完璧です。レポートも的確ですし、試合でどれだけ大変だったであろう日でもタイムリーに更新されています。プロ意識のなせる業・・・でしょう。プレーだけでなく、ブログもすべての選手の手本となるべきクオリティです。
下手なテニスニュースでは、記者の記事よりもブログの記事を見た方が状況がわかります。記事自体がブログを引用している場合さえあります(それだけで記事になりうるのです)。
伊達さんのブログで素晴らしいのは、試合だけでなく、試合前の調整やツアー生活でのサイドストーリーもピックアップされている点です。一般のファンにとっては非常に興味深い内容だと思います。私も毎回楽しみに拝見させて頂いています。

国語力というのもあるかもしれませんが、自分のプレーを的確に表現できないという事は選手自身が自分のテニスを(テニスそのものの見方も)正しく理解していないものと判断できるかもしれません。あえて書かない場合(手の内は漏らさないのもプロとしては当然です)も・・・あるでのでしょうか!?面倒くさいというケースはあるかもしれませんね。ブログの更新は結構大変なのはブロガーの皆さんはよくご存じだと思います。
私はブログのクオリティがその選手のプレーのクオリティも表現しているような気がします。選手活動をしているうちは少なくともテニスに没頭して欲しいと思います。自分自身を見つめ直すこともできるブログを単なる息抜きの手段ではなく、自分のテニスを高める道具として有意義に活用して欲しいと願います。

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